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~最新の光応用計測~

光応用技術シンポジウム Senspec

概要

 Senspecは精密工学会メカノフォトニクス専門委員会が6月に光学技術を用いた製品開発、生産技術開発などに従事する若手技術者の活動を支援し、若手技術者の立場に立って光学技術の基礎を学んでいただくために開催するシンポジウムです。
 本年度のSenspec2022では、今なお続くコロナ禍においても、光学技術を用いた光応用計測の情報共有および意見交換などの学びの場として、「光応用技術を用いるにあたって初心にかえり、ここだけは絶対に外せない基礎技術を学んでいただく」をテーマに開発現場での経験豊かな第一線でご活躍の講師をお迎えして「計測技術の基礎」に加えて、それぞれの計測技術の幅広い応用を実現するために必要な高速化手段を,光源,撮像系,計測原理,機械学習の観点から具体的に扱うシンポジウムを開催いたします。奮ってご参加ください。

主催 精密工学会メカノフォトニクス専門委員会
協賛 (一社)日本光学会,応用物理学会,日本機械学会
開催日時 2022年6月10日(金) 10:15~15:00
会  場 パシフィコ横浜 展示会場 ハーバーラウンジB(*)
*ハーバーラウンジBへの経路案内:会場は、画像センシング展2022の会場(パシフィコ横浜・展示ホールD)の一番奥(海側)のエレベータから2階に上がった左手になります。画像センシング展2022会場の入場は、Senspec2022にエントリー済であることを伝えてください。この機会に是非、画像センシング展2022にも事前来場者登録(https://www.adcom-media.co.jp/iss/registry/)の上、展示会場もご覧ください。
開催形態 ハイブリット式開催
(会場での対面聴講、Web会議のZOOMによるオンライン聴講、どちらでも可能です)
感染症防止のため、当日会場にて参加される方は、以下のとおりご協力をいただけますようお願い申し上げます。
1.会場入り口にて非接触型の検温器で検温を実施いたします。体温が37.5度以上ある場合は、会場での参加はお断りします。ご協力をお願いいたします。
2.会場ではマスクの正しい着用をお願いします。また、受付に設置のアルコール消毒液での手指消毒を必ず実施していただきますようお願いします。
3.会場での換気、ソーシャルディスタンスの確保などにご協力をお願いいたします。
4.ご自身の体調に不安がある場合は、オンラインでご参加くださいますようお願いいたします。
5.Senspec2022への参加後2日以内に新型コロナウイルス感染症の陽性者になった場合は、Senspec事務局までご連絡をお願いします。
参加費 8,000円(テキスト1部を含む)
支払方法 参加申込後、指定口座への振り込み決済
申込方法 下記、参加申込よりお申込ください。
折り返し受領メールをお送りいたします。
※期日までに指定口座への参加費振り込みをお願いいたします。
申込締切 【事前申込:6月3日(金)16:00までにお申し込みの方】
6月3日(金)16:00までに以下の指定口座への振り込みをお願いいたします。
上記期日までに入金が確認できなかった場合、自動的に申し込みはキャンセルとなります。

【直前申込:6月4日(土)~6月9日(木)12:00までにお申し込みの方】
6月20日(月)16:00までに以下の指定口座への振り込みをお願いいたします。

【取引口座】(振込手数料はお客様負担)
ゆうちょ銀行(郵便振替口座) 00110-8-412670
口座名義: アドコム・メディア株式会社

【取引銀行】(振込手数料はお客様負担)
みずほ銀行 新宿西口支店 普通預金 4694708
口座名義: アドコム・メデイア(カ
※「・」が入力できない場合は「アドコムメデイア(カ」としてください。
予稿集ダウンロード
情報の配信
・事前申込の方:6月6日(月)
・直前申込の方:6月9日(木)
上記期日に予稿集のダウンロードURLおよび聴講用ZOOM URLをメールにてお送りいたします。
問い合わせ先 精密工学会メカノフォトニクス専門委員会
Senspec2022事務局 (代行)アドコム・メディア株式会社
e-mail: senspec@adcom-media.co.jp

プログラム

午前の部

10:15-10:20
オープニングリマークス
山梨大学 金 蓮花
10:25-11:05
ホログラフィを用いた光伝播のスローモーション観察
京都工芸繊維大学 粟辻安浩

キーワード:超高速イメージング、光伝播
概   要:3次元ディスプレイ表示技術として知られるホログラフィにおいて、超短パルスレーザを用いてホログラムを記録することで、光の伝播のスローモーションが可能な技術とその技術で得られた動画を紹介する。この技術は、時間を約1000億倍に引き延ばして光の伝播の様子観察できる「超高倍率時間顕微鏡」といえる。

11:10-11:50
白色干渉法を用いた高速かつロバストな面計測技術による計測アプリケーションの拡大
キヤノンマーケティングジャパン(株) 岩谷龍治

キーワード:白色干渉、高速計測
概   要:面計測のための光干渉法の基礎を説明し、面領域で高垂直分解能を実現する白色干渉の技術を紹介する。さらに、高速化とロバスト性向上を図った独国gbs社の製品事例を紹介し、高さ感度の高い干渉方式では困難だったインライン検査や高速測定ニーズへの白色干渉の技術展開に言及する。

午後の部

12:40-13:20
位相解析を用いた光学的変位計測技術の開発と橋梁たわみ計測への応用
産業技術総合研究所  李 志遠

キーワード:サンプリングモアレ法、変位計測、位相解析、ドローン空撮、社会インフラ
概   要:位相解析を用いたサンプリングモアレ法による高精度な変位計測技術の開発と社会インフラへの応用を紹介する。汎用的なデジタルカメラを用いて構造物表面の規則模様を撮影するだけで、模様周期の1/1000の精度で微小変位分布を測定できる。さらに最近開発しているドローン空撮による橋梁たわみ計測への応用を紹介する。

13:25-14:05
In-line計測のための光技術-焦点距離可変レンズ:TAGLENSのインライン検査への展開-
(株)ミツトヨ 大竹貴久

キーワード:焦点距離可変レンズ,焦点深度の拡張
概   要:超高速にピント合わせが可能な焦点距離可変レンズ(TAGLENS)を用いて「ピント合わせに時間がかかる」、「測定スループットを上げたい」というお客様の課題を解決する。また、In-line計測に必要な高速計測の要求とそれに応じた光技術として、焦点距離可変レンズを応用したインライン検査事例を紹介する。

14:10-14:50
画像計測における機械学習の基礎的な考え方とシングルピクセルイメージングへの活用
大阪大学 水谷康弘

キーワード:画像計測、畳み込みニューラルネットワーク、機械学習、シングルピクセルイメージング、ゴーストイメージング
概   要:機械学習の導入が最も成功している分野の1つとして画像計測がある。これまでにさまざまな機械学習のアーキテクチャが報告されているが、基本的な考え方の組み合わせの妙味と捉えることができる。そこで、本報告では、機械学習を導入する際の基本的な考え方とアーキテクチャの構成方法およびシングルピクセルイメージングに導入することで高速化と高感度化、さらには高解像度化を実現した例と今後の課題を紹介する。

14:55-15:00
クロージングリマークス
富山県立大学 神谷和秀
15:00
終了

参加申込の受け付けは終了しました。
多くの方に申し込みいただき,ありがとうございました。

書籍のご案内

三次元工学1
光三次元計測 第2版

編集
吉澤 徹
判型
A5、136ページ
価格
1,800円(税抜)

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三次元工学2
光三次元・産業への応用

編集
吉澤 徹
判型
A5
価格
3,714円(税抜)

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