ドローン低層リモートセンシングと深層学習を用いた地物自動認識技術を開発東京都市大学

 東京都市大学の研究グループは,ドローンの低層リモートセンシング技術と深層学習を用いた地物自動認識技術を開発したと発表した。
 近年,深刻度を増す少子高齢化や労働力不足により,農林業の現場においても手入れの困難化など、様々な問題が生じている。わが国では,これらを解決し持続可能な農林業を実現するため,リモートセンシングやICTなどの先端技術を駆使しながら,作業の効率化や安全性の向上などを目指す「スマート林業」,「スマート農業」の取り組みが推進されている。今回開発した技術は,ドローンによるリモートセンシングと人工知能の最も高度な手法である深層学習のアルゴリズムを用いたプラットフォームの構築で,検証した対象物の認識率が約90%に達するなど,高精度であることが最大の特徴である。

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