中赤外ハイパースペクトルイメージングを桁違いに高速化 ~動的変化も測定可能、がん組織の高速診断応用に期待~豊田工業大学,名古屋工業大学 ,科学技術振興機構(JST)
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豊田工業大と名古屋工業大のグループは,高速に中赤外ハイパースペクトルイメージングを行う画期的な手法を開発しました。
波長ごとに画像を取得する分光技術「中赤外ハイパースペクトルイメージング」は中赤外光を波長分解しながら画像を取得する技術であり,がん組織の高速診断や自然界の生物に取り込まれた汚染物質の追跡,検体組織中の薬物分布測定,化学反応の分子レベルでの解析など,幅広い分野への応用が期待されています。同グループでは計測時間の大幅な短縮を図り,桁違いに性能を高める技術を開発しました。