京都大学の竹内 繁樹教授,第39回(2023 年度) 櫻井健二郎氏記念賞を受賞理化学研究所,名古屋大学,高エネルギー加速器研究機構,京都大学
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光産業技術振興協会は,第39回(2023 年度) 櫻井健二郎氏記念賞は,受賞題目「量子もつれ光を利用した光量子センシングに関する先駆的研究」に対し,京都大学の竹内 繁樹氏に授与されると発表した。
竹内氏は近年注目の,量子技術分野、特に、量子もつれ光を利用した新たな光量子センシング技術分野の研究に黎明期から携わり,量子もつれ顕微鏡を世界で初めて開発するとともに,量子光断層撮(QOCT)においても量子光源の広帯域化により,世界最高分解能 0.54µm の量子光子干渉縞を観測することに成功した。最近では可視域用のシリコン検出器で赤外分光を可能とする量子赤外分光法の開発でも顕著な成果を挙げている。
表彰式は2月16日(金),リーガロイヤルホテル東京で開催の光産業技術シンポジウム終了後に行う。