「第46回(平成25年度)市村産業賞」の「貢献賞」を受賞(株)富士通研究所,富士通テン(株)
今回受賞した技術は,ドライバーの視界を補助する周辺監視システム「マルチアングルビジョン」として富士通テンが提供し,自動車メーカーに採用されているもので,3次元グラフィックス処理技術を用いて,4台の車載カメラの映像から車両周辺だけでなく,遠景まで含む広範囲の状況を360度,立体感のある全周囲立体映像として合成し,ドライバーが見たい方向から自由に滑らかに視点を動かしながら表示できる。
本技術により,従来不可能だった広い視野と周囲の物体の視認性向上が実現でき,周囲の物体と車両の関係を適切な視点位置からわかりやすく表示することが可能になる。