情報通信研究機構が第1回ナレッジイノベーションアワード優秀賞受賞Knowledge InnovationAward2013
「Knowledge Innovation Award」は,知的創造拠点「ナレッジキャピタル」が2013年4月の開業当初より目指している『世の中に変革を起こす新しい価値創造』の具体的成果を,ナレッジキャピタルに参画する企業・団体等を対象に募集し,ナレッジキャピタルで生まれた新しい価値創造を『ナレッジイノベーション』と称して,アワードという形で広く社会に発信するもので,第1回目である2013年度は,展示・プロダクトなどを対象とした「モノ部門」と,ワークショップ・イベント・プロジェクトなどを対象とした「コト部門」の2部門で実施され両部門合わせて92の応募があった。
NICTは,ザ・ラボ3階に専用メガネ無しでも3D映像として見ることができる200インチ裸眼立体ディスプレイを設置して運用してきたが,2013年11月7?9日に開催した「けいはんな情報通信フェア2013@うめきた・ナレッジキャピタル」において,関西経済連合会の関西デジタルアーカイブ構想研究会の会員企業とNICTとのコラボレーションとして,奈良・海龍王寺の十一面観世音菩薩立像(重要文化財)や五重小塔(国宝)などを初めて3D映像化し,この展示が関西の玄関口であるうめきたにふさわしい企画として受賞した。