200インチ超多視点裸眼3Dディスプレイ上で操作するインタラクティブ可視化システムを開発情報通信研究機構(NICT)
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情報通信研究機構(NICT)は,ユニバーサルコミュニケーション研究所において,200インチ超多視点裸眼3Dディスプレイ(REI:Ray Emergent Imaging)に,CG映像を瞬時に生成・表示できるシステムの開発に成功したと発表した。これにより,リアルタイムに作製されたCG映像を観客が「見る」だけから,自ら自在に「操る」体験ができるようになった。また,立体映像コンテンツをインタラクティブに作製しやすい環境が整備されたことにより,一般の研究者が用意したコンテンツによる研究や実証実験が実施しやすくなった。
これらの開発により,ビッグデータ分析や顧客の反応に応じて変化するデジタルサイネージや,多人数で楽しめる立体映像のアトラクション,各分野におけるシミュレーション結果の可視化への応用などが期待できる。なお,本システムは,グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタルにて4月1日(水)から一般公開している。