「全世界デジタル3D地図提供サービス」に新たな提供サービスを追加(株)NTTデータ
NTTデータとRESTECが2014年2月から提供している「全世界デジタル3D地図提供サービス」は,5m解像度の数値標高モデル(DEM)で世界中の陸地の起伏を表現する3D地図として,2015年3月末までに,全世界の約6割のエリアへの対応を完了した。従来の航空写真を用いた手法と比べ,1 /10のコスト,かつ最短1週間の短納期で精細な3D地図データが入手できること,ならびに,既存の30~90m解像度の世界3D地図から大幅に精度が向上したことから,特に,新興国における地図整備,防災対策,電力分野の発電計画,資源分野の鉱区探査,衛生分野における疫病の感染拡大の対策など,幅広い分野へ利用が広がり,需要が高まっている。今回の追加サービスを含め,他の地理空間情報コンテンツやシステムと連携してさまざまな需要に対応していくことが期待される。