安全診断技術と画像センシング技術の融合で生産性と安全性を両立する「3次元セーフティセンシング技術」を開発オムロン(株)
この技術は,製造現場向け安全診断技術と,製造現場の検査工程や各種社会システムなど幅広い分野で培った画像処理技術を融合した,次世代の安全対策用センシング技術であり,2015年に制定された安全対策機器の国際標準規格に適合する高い安全性を有している。また,ステレオカメラの特徴を生かした独自の画像診断アルゴリズムにより,カメラによる画像センシングを安全対策に用いるうえで長年の課題であった,振動や温度変化などの環境変化によって生じる“カメラ光軸のズレ”を,「故障」と「環境変化」に分けてリアルタイムに識別し,製造現場での実使用に求められる安定性を実現している。