CIS系薄膜太陽電池セルで世界最高変換効率22.9％を達成新エネルギー・産業技術総合開発機構，ソーラーフロンティア(株)　研究グループ

　新エネルギー・産業技術総合開発機構とソーラーフロンティア(株)の研究グループは，CIS系薄膜太陽電池セル（約1cm²）で，最高変換効率22.9％を達成したと発表 した。今回の成果は，CIS光吸収層の改良や光吸収層表面処理の改善などの技術により達成されたもので，2017年1月に同社が同セルサイズで達成した最高記録21 .7％を1 .2ポイント更新し，NEDOが掲げる発電コスト目標「2020年に14円／ kWh，2030年に7円／kWh」の達成に向けて大きく前進するものである。