毎秒1ペタビットスイッチング実験に成功情報通信研究機構(NICT) 研究グループ
今回,低損失なMEMSスイッチ素子を利用した大規模光ノードを開発し,これまで開発した3種の次世代光ファイバーと接続して,ペタビット級の実験ネットワークを試作した。現在のネットワークの運用方法に即した4つのスイッチング実験を行い,すべてのパターンでスイッチングに成功した。
今回の実験成功により,次世代光ファイバーと大規模光ノードで現在の100倍以上の通信容量を持つペタビット級の光基幹ネットワークが可能となることを示し,実用化に大きく前進した。