お詫びと訂正
【訂正前】
Wilsonと山下の著作の他,最近の話題である超広視野補正レンズ*の少くとも設計に関しては,武士邦雄氏の学位論文:Primary Corrector for Subaru Telescope(2000)が有用です。総合研究大学院大学に提出されたものです。
【訂正後】
* キヤノン(株)松田の口頭発表:「すばる望遠鏡を超広視野化する主焦点補正レンズの開発,日本光学会年次学術講演会(2014年11月5日-7日)」がある。論文形式の報告は未発表。
Wilsonと山下の前掲著作を参照して下さい。最近の話題であるすばる望遠鏡主焦点補正光学系については,その1号機(視野角0.5°,1999年完成)の光学設計を主テーマとする武士邦雄氏の学位論文*を,また2014年3月に観測を開始した視野角1.5°の2号機に関しては松田融氏の報告**をそれぞれ参照して下さい。いずれもキヤノン(株)が設計・製作したものです。
* Primary Corrector for Subaru Telescope(2000). 総合研究大学院大学に提出された。
**松田融:すばる主焦点補正光学系,光技術コンタクト,2012年2月号,10-16。観測開始後に行われた開発活動全体を概観した報告も同氏によってなされた。「すばる望遠鏡用の超広視野化補正光学系の開発」第39回光学シンポジウム(2014年6月),日本光学会年次学術講演会(2014年11月),日本光学会設立記念シンポジウム(2015年1月)。いずれも口頭発表。