NTT Com,デジタルコヒーレント技術を日米間海底ケーブルに商用導入へNTTコミュニケーションズ(株)
デジタルコヒーレント技術とは,偏波多重や位相変調などの変調方式により周波数利用効率を向上させるとともに,コヒーレント受信とデジタル信号処理を組み合わせることで大幅な受信感度向上を実現する次世代伝送方式のこと。PC-1では,中継器の間隔調整や光学特性を考慮した光ファイバー配置など,ネットワーク設計に独自の工夫が盛り込まれていることから,デジタルコヒーレント技術においても通信帯域を大幅に拡大するメドを立てることができたいう。PC-1はNTT Comのグループ会社であるPC Landing Corp.が保有しており,総延長は21,000kmに達する。