NTT Com,アジア最大級の光海底ケーブル建設に参加NTTコミュニケーションズ(株)
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NTTコミュニケーションズ(株)(以下,NTT Com)は,各国の主要キャリアと共同でアジア域内を結ぶ新しい大容量光海底ケーブル「Asia Pacific Gateway」(略称APG)を建設することに合意し,この12月20日に建設保守協定に調印した。東南アジアを含むアジア域内におけるクラウドサービスの拡大や広帯域な国際通信に対する需要の増大,信頼性確保のための複数ルートによるサービス提供などを主眼とする。最新の40Gbit/s伝送技術を導入し,将来の100Gbit/s伝送技術の適用を見据えた設計とする。敷設ルートは,ケーブル故障の原因となる地震や台風などの発生地域を回避できる地域を考慮するという。総設計容量は54.8Tbit/s。陸揚げ予定地は日本,韓国,中国本土,台湾,香港,シンガポール,ベトナム,タイなど。同社以外の参加企業は中国Chunghwa Telecom,韓国KT Corporation,その他の中国,シンガポール,ベトナム,タイの通信会社など。運用開始予定は2014年6月。