惑星分光観測衛星「ひさき」の定常観測運用開始宇宙航空研究開発機構(JAXA)
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は,イプシロンロケットにより打ち上げられた惑星分光観測衛星「ひさき」(SPRINT-A)に搭載された極端紫外線分光装置(EUV)が正常動作していることを確認したと発表した。これに先立ち,視野ガイドカメラの機能確認を行い,対象天体を高精度に追尾する機能の正常動作を確認している。これにより「ひさき」は,初期の軌道上機能確認を終了し,定常観測運用を開始する。
今後,極端紫外線で惑星を長期間にわたり観測し,惑星の環境に関して新たな発見が期待される。