世界最高精度の全世界3D地図を提供開始(株)NTTデータ,リモート・センシング技術センター(RESTEC)
本サービスは,宇宙航空研究開発機構(JAXA)の陸域観測技術衛星「だいち(ALOS)」によって撮影された約300万枚の衛星画像を用いて,全世界の陸域をカバーするデジタル3D地図を提供するものである。
これまで3D地図の整備には,航空機や人手による調査が必要なため,コストと期間の制約から整備されるエリアに限界があったが,NTTデータは2014年JAXAから航空機や人手を使わない「だいち(ALOS)」の衛星画像を活用した全世界の3D地図整備を行う事業を受託し,この度,JAXAより販売許諾を受けることで「全世界デジタル3D地図提供サービス」を行うことになった。
なお,NTTデータは3D地図の作成およびサービス提供を担当し,RESTECは3D地図の作成支援および利用普及促進を担当する。今後,順次整備済エリアから提供し,2016年3月までに全世界の3D地図が完成する予定としている。