医用画像クラウドサービス基盤を開発キヤノンマーケティングジャパン(株)
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キヤノンマーケティングジャパン(株)(以下キヤノンMJ)は,(株)メディカルイメージラボと医用画像クラウドサービス基盤「Medical Image Place」を共同で開発したと発表した。キヤノンMJはこの基盤上で稼働させるサービスの第一弾として,遠隔読影の仕組みをクラウド方式で提供する「遠隔読影インフラサービス」を開始する。これは,医療機関などがX線撮影装置(CT・MRIなど)などを用いて撮影した医用画像を,ネットワークを介して読影事業者が遠隔読影を行うために必要なインフラを提供するクラウドサービスである。
これにより,読影サービス事業者は自らサーバーや複雑なネットワークなどのシステムを構築する必要がなく,システム投資費用を抑えられることに加えシステム運用管理の手間をなくすことが可能で,画像読影業務に集中でき読影の生産性・効率性が向上するとされている。