神経突起の配線を多色標識し自動解析する手法を開発

　九州大学のグループは、多色標識で神経回路のつながりを自動解析する手法を開発した。 　われわれの脳機能は、膨大な数の神経細胞による複雑な演算で実現している。脳に …

新規光応答性ナノ複合体でインプラント周囲炎治療へ

　北海道大学などのグループは、インプラント周囲炎治療への応用を目指した光応答性ナノ複合体を開発した。カーボンナノホーン（CNH）は、光線力学効果を利用した薬物送 …

イメージセンシングで植物のストレス状況を瞬時に可視化

　東北大学などのグループは、ハイパースペクトルカメラにより取得した画像から、植物のストレス状況を迅速かつ高精度で推定する手法を開発した。 　本研究では葉のストレ …

ゲーム理論でAIの視点を可視化 画像認識AIの判断根拠を可視化

　千葉大学のグループは、画像認識AIが画像のどの箇所に注目して判断をしているのかを可視化する、新たな手法を開発した。従来は、画像ピクセル個々の重要度を考慮してい …

エステルを還元する新規光触媒「N-BAP」を開発

　分子科学研究所などのグループは、新規光触媒N-BAP*を開発、N-BAPが従来の光触媒ではできなかったエステルの多電子還元反応を促進することを明らかにした。N …

ワイヤー・レーザー金属3Dプリンターによる マグネシウム合金の高精度な積層造形技術を確立

　三菱電機などのグループは、金属3Dプリンター業界で初の、ワイヤー・レーザーDED方式によるマグネシウム合金の高精度な積層造形技術を確立した。マグネシウム合金を …

土壌中のナノプラスチック濃度の測定技術を開発

　産業技術総合研究所などのグループは、ナノプラスチック濃度の測定技術を開発した。大きさ1 µm以下のナノプラスチックと呼ばれるプラスチックは、摂取や吸入などでの …

可視光から近赤外まで発光が様々に変色するマイクロビーズ

　物質・材料研究機構（NIMS）のチームは、クエン酸などを主原料とした環境に優しいマイクロビーズ型の発光材料の開発に成功した。このマイクロビーズは照らす光やビー …

高い稼働率の光格子時計で世界最高水準の時刻系を生成

　産業技術総合研究所などのグループは、光格子時計によって高精度な時刻系を230日間連続して生成することに成功した。 　現在、光格子時計を使って得られる光の周波数 …

海底光ファイバーケーブルによる，鳥島近海での津波伝播の観測に成功

　海洋研究開発機構（JAMSTEC）は、室戸沖の海底ケーブル光ファイバーに分散型音響センシング（DAS）観測技術を適用、2023年10月9日に鳥島近海を震源とし …