グラフェン触媒設計に従来法よりも10億倍速い計算時間で成功

　3次元の立体構造をもつカーボンネットワークは，平面構造をもつ2次元グラフェンシートを曲げることで形成され，シートをうまく曲げると2次元グラフェンとは異なる優れ …

テラヘルツ発振器に搭載し，3倍の高指向性化した極短焦点な平面レンズを実現

　東京農工大学，ローム株式会社の研究グループは，超高屈折率・無反射な新材料（メタサーフェス）により焦点距離1 mmの極短焦点な平面レンズ（メタレンズ）を開発した …

10億気圧の光のエネルギーを物質に閉じ込める物理機構を解明

　大阪大学，米国ローレンスリバモア国立研究所の研究グループは，高強度レーザー光のエネルギーを高効率に物質に閉じ込める物理機構を明らかにし，太陽中心近傍に匹敵する …

神経伝達物質を「見える化」するツールを開発

　慶應義塾大学，東京大学の研究グループは，脳内の神経伝達物質ドーパミンを「見える化」するツールの開発と応用に成功したと発表した。 　ドーパミンは脳において神経細 …

有機物質の光酸化経路の分かれ道をX線ビームで解明

　千葉大学の研究グループは，再生可能エネルギーの1つである光エネルギーによる有機物質の酸化反応の経路を解明することを目的として，銀ナノ粒子と酸化チタンから成る光 …

紫外線照射による新型コロナウイルス不活化のメカニズム

　理化学研究所，東京大学，日本大学の研究グループは，紫外線照射による新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）の不活化はウイルスRNAの損傷が原因であることを明 …

光ICとLSIを一体集積可能とする3次元光配線技術を開発

　人工知能（AI）やIoTなどの急速な普及によって，データセンターや高性能コンピューティングの消費電力が増大するなか，省電力化などを可能にする光配線化に向けた開 …

観察しているナノ物質の性質を正確に評価する手法の確立

　理化学研究所，科学技術振興機構，分子科学研究所，大阪府立大学，東京大学，北海道大学，大阪大学の研究グループは，nmサイズの領域に局在する光を用いることで，原子 …

電池材料粒子内部の高精細な可視化に成功

　東北大学，理化学研究所，早稲田大学，北陸先端科学技術大学院大学の研究グループは，リチウム電池正極材料の1つであるニッケル−マンガン酸リチウム粒子の1粒に対して …

軟X線顕微分光法による接着因子の可視化に成功

　理化学研究所，広島大学の研究グループは，大型放射光施設「SPring-8」の高輝度軟X線ビームを用いた「軟X線顕微分光法」によって，熱可塑性樹脂と熱硬化性エポ …