原子3個分の厚さしかない層状半導体中の励起子の動きを可視化 10億分の1メートルの世界最高精度で筑波大学,東京都立大学
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筑波大学,東京都立大学の研究グループは,TMDC(遷移金属ダイカルコゲナイド)半導体の一種であるWS2(二硫化タングステン)やWSe2(2セレン化タングステン)の励起子の動き(ダイナミクス)を1ナノメートルスケールの精度で可視化することに世界で初めて成功したと発表した。複数の探針を用いて試料の電気特性を調べるマルチプローブ法,ナノメートルの空間分解能を持つ走査トンネル顕微鏡法(STM),そして100フェムト秒(10兆分の1秒)の時間分解能を持つレーザー技術を組み合わせた成果である。
筑波大学
原子3個分の厚さしかない層状半導体中の励起子の動きを可視化 10億分の1メートル...
https://www.tsukuba.ac.jp/journal/technology-materials/20221014180000.html