「光機能性物質のエネルギーを求めるための量子コンピューターを用いた新たな計算手法」がNature Research出版社の専門誌に掲載-スピン保存量子回路の設計と制約条件自動調整変分量子固有値法(VQE/AC法)を開発-三菱ケミカルグループ,慶應義塾大学,日本アイ・ビー・エム UPDATE:2023.02.17 (1年前) | 記事カテゴリー:ニュース 三菱ケミカルグループ,慶應義塾大学,日本アイ・ビー・エム株式会社の研究グループは,IBM Quantum Network Hub(慶大量子コンピューティングセンター内)にて「光機能性物質のエネルギーを求めるための量子コンピューターを用いた新たな計算手法」を開発した。光機能性物質のエネルギーを高い精度で求めるために,[A]スピン保存量子回路の設計指針と,[B]励起状態の新しい計算方法「制約条件自動調整変分量子固有値法(VQE/AC法)」を開発した。これら[A][B]を組み合わせ,日本初のゲート型商用量子コンピューター「IBM Quantum System One」上で,フェノールブルー色素の光吸収と熱失活に関わる構造でのエネルギー計算を行った結果,基底状態・励起状態のエネルギーをわずか2 kcal/molの誤差範囲で求めることに成功したと発表した。 www.keio.ac.jp「光機能性物質のエネルギーを求めるための量子コンピューターを用いた新たな計算...https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2023/2/9/28-135331/2023/02/09三菱ケミカルグループ慶應義塾大学日本アイ・ビー・エム株式会社三菱ケミカルグループ(以下「三菱ケミカル」)、慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤 公平、以下「慶大」)および日
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