3次元モーションキャプチャーの新方式を開発東北大学　研究グループ

　人の手や身体の動き等を計測する3次元モーションキャプチャー技術は，バーチャルリアリティなどさまざまな場面で利用されるようになってきているが，動きを連続して滑らかに計測できないことがある等の問題点があった。
　東北大学の研究グループは，磁気式3次元モーションキャプチャーの新しい方式とともに，深層学習とデータ処理のための新しいフィルタを提案することによりこの問題を解決し，人やモノの動きを連続して滑らかに，しかも正確に計ることを可能にしたと発表した。
　本技術により，モーションキャプチャー技術を利用した便利な応用事例が増えると予想される。また，新提案のフィルターは，モーションキャプチャーに限らず，さまざまな分野の多くのセンサーの高精度化に貢献することが期待される。