超音波が伝搬する様子の動画像観察と音源の3次元定位を同時に実現京都工芸繊維大学,神戸大学,産業技術総合研究所 研究グループ
今後の展開としては,可視化,計測する音の対象を可聴域に拡張することが挙げられる。これにより,本技術が様々な音響設計にとって,より実用的なツールとなることが期待される。また,画像から音を復元することもできるので,光を用いたマイクロホンとして利用することもできる。さらに,今回おこなった超音波の動画像可視化は,音響製品の設計と評価,構造物,自動車のエンジン・モーターなどの振動解析など種々の製品検査や,産業分野や体内の超音波画像診断など医療分野への応用が期待できる。