天然の青色発色団フィコシアノビリンの高速抽出法の開発に成功豊橋技術科学大学 UPDATE:2021.01.12 (4年前) | 記事カテゴリー:ニュース 書籍で好評発売中の『光エレクトロニクスの玉手箱』が電子書籍でも発売しました! 画像処理検索ポータルサイト画像機器総覧リニューアル!自社製品をPRできます。 豊橋技術科学大学の研究グループは,シアノバクテリアの細胞を高温高圧条件下でアルコール処理することで,フィコシアノビリン(PCB)を高効率かつ高速に抽出する手法の開発に成功したと発表した。また,本手法を応用することで,同位体元素によって標識されたフィコシアノビリンの調製や,光スイッチタンパク質にフィコシアノビリンを取り込ませることが可能であることも実証した。 フィコシアノビリンとはシアノバクテリアのもつ天然の青色発色団であり,食用色素,抗炎症・抗酸化作用をもつ医薬品,生物の機能を制御する光スイッチなどへの応用が期待されている。フィコシアノビリンは,光合成タンパク質であるフィコシアニンに強固に結合しているため,その抽出には煩雑な操作や,長時間の化学反応が必要だった。 本技術により,新しい機能性食品・医薬品の開発や,光スイッチの構造解明や機能改変につながることが期待される。
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