テラヘルツ発振器に搭載し,3倍の高指向性化した極短焦点な平面レンズを実現東京農工大学,ローム株式会社
従来の市販のテラヘルツレンズは,焦点距離が短くてもおおよそ10 mm程度で,形状も厚さ10 mm程度のドーム型である。これを24 μmとはるかに薄い平面形状のメタレンズに,パワー密度は保ったまま置き換え,テラヘルツ発振器の小型化を実現した。
コンパクトで高指向性なテラヘルツ発振器の製品化に向けた第一歩で,6G(Beyond 5G)超高速無線通信,各種センサー機器,X線に代わる安心安全なイメージングなどでの展開が大きく期待される。