迅速簡便ウイルス検出・ウイルス汚染箇所可視化ツール – PULSERAA – を開発

　東京農工大学などのグループは、ウイルスを迅速簡便に検出し、さらに検出試薬を噴霧するのみでウイルス汚染箇所を可視化する基盤技術 (Proximity-Unloc …

波長変換技術により 高輝度赤色ペロブスカイトナノ結晶LEDの作製に成功

　山形大学のグループは、窒化物半導体InGaN系青色LED上にメタクリレート系ポリマーバインダーに分散したペロブスカイトナノ結晶膜を形成した波長変換（色変換）型 …

光触媒の水素生成面を選んで極微細な助触媒を担持する技術を開発 ─水に太陽光を当てるだけの水素製造技術の実用化に期待─

　東北大学などの研究グループは、水に太陽光を当てるだけで水素（H2）を製造できる水分解光触媒上に粒径1 nm程度の極微細なロジウム（Rh）・クロム（Cr）複合酸 …

非アルコール性脂肪性肝炎の進行や治療効果の可視化に成功～低負担の診断法などへの応用に～

　量子科学技術研究開発機構などのグループは、非アルコール性脂肪性肝炎（NASH）の進行や治療薬剤の効果をPET 検査で初めて可視化することに成功。身体に低負担の …

有機フォトン・アップコンバージョン粒子による神経細胞の光操作に成功

　オプトジェネティクス（光遺伝学）は、光で活性化するタンパク質にて神経細胞を制御する技術で、神経科学の発展に大きく貢献している。光応答性タンパク質の活性化には、 …

神経細胞の膜電位と細胞内カルシウムイオンの同時イメージングに成功

　九州大学などのグループは、膜電位感受性蛍光タンパク質(膜電位プローブGEVI)とカルシウムイオン感受性蛍光タンパク質を同時にイメージングすることにより、線虫が …

波長222nmの遠紫外線照射、歯周病菌の殺菌やバイオフィルム破壊に有効

　山口大学などのグループは、遠紫外線が歯周病菌などの殺菌に有効と報告した。波長222nmの遠紫外線は殺菌効果を持ちながらも安全性は高い。遠紫外線を歯周病菌に照射 …

脈動オーロラの形状と宇宙から降り注ぐ電子エネルギーの関係を解き明かす観測に成功

　電気通信大学などのグループは、ノルウェーのトロムソに設置の全天型オーロラ撮像装置と、大型大気レーダーで観測されたオーロラや超高層大気の電子密度と、地球近傍の宇 …

ブラックホールの自転による超高光度円盤の歳差運動を世界で初めて実証

　降着円盤はブラックホール周囲に存在し、強大な重力によりガスが渦を巻き形成される。降着円盤は宇宙で最も効率的なエネルギー変換機構の一つで、ブラックホール周辺で起 …

3本のレーザー光でマイクロカプセル1粒を捕まえて・壊して・観る分析手法を開発

　神奈川大学などのグループは、3本のレーザー光を用いて光分解性マイクロカプセルからの分子放出を単粒子 ごとに分析する手法を開発した。製造工程で生じる物性や機能の …