実用サイズの太陽電池セルで変換効率25.1%を達成新エネルギー・産業技術総合開発機構と(株)カネカによるNEDOプロジェクト 研究グループ
太陽光発電の発電コストは,ほかの電源に比べ依然高いことから,変換効率を向上することで発電コストの低減が課題となっているところ,今回,同グループが開発した高品質のアモルファスシリコンを用いた結晶シリコン基板の表面欠陥低減技術や銅メッキ法による電極形成技術等を活用することによって実用サイズである5インチで達成,さらに大型の6インチのセルサイズ(239cm2)でも24.5%を達成した。
今後,大面積と高効率を両立したことで、発電コスト低減を実現する高効率結晶シリコン太陽電池の実用化に大きく寄与すると期待される。