EUV光源で出力108W,24時間の安定発光に成功国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構とギガフォトン(株) 研究グループ
今回,このLPP光源のプロトタイプ機で開発を続けてきた,20μm以下の微小ドロップレットの供給技術,短波長の固体レーザーによるプリパルスとCO2レーザーによるメインパルスの組み合わせ,磁場を使ったデブリ除去技術をより進化させ,さらにエネルギー制御技術の改善により,量産工場での使用を模擬した運転パターンで,エネルギー安定性平均0 .5%以下で,108W,24時間の連続稼働を達成した。108Wという出力はロジック生産適用可能レベルでもある。
今後,2015年中に高出力検証機を稼働させ,メモリー等への量産対応目安である250Wレベルの連続稼働を目指すとしている。