Google Cloud Platformの活用によりレンダリング処理を200倍高速化(株)JSOL

　(株)JSOLは，理化学研究所と共同でGoogle CloudPlatformを活用することで，レンダリング（画像化）の処理時間に関して，従来比200倍の高速化を実現したと発表した。
　各種研究分野において，スーパーコンピュータによる大規模シミュレーションの解析結果を画像化および映像化する場合，膨大な時間が費やされることが問題となっており，解析処理の高速化が課題となっている。
　今回，超新星・ガンマ線バーストの爆発メカニズムの解明の研究において，解析終了後の学会発表，投稿に向けて必要なレンダリング処理をGoogle Cloud Platform上で多数のコンピュータリソースを活用して並列処理することにより，従来個別システムにて17日費やしていた処理を4.8時間までに短縮した。
　今後，各種研究活動に活用できるよう，普及を目指していくとしている。