ドイツで太陽光発電を地産地消する「エネルギー自己消費モデル」を確立へ新エネルギー・産業技術総合開発機構
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新エネルギー・産業技術総合開発機構は,(株)NTTドコモ,(株)NTTファシリティーズ,日立化成(株),(株)日立情報通信エンジニアリングと共同で取り組んでいる「ドイツ連邦共和国におけるスマートコミュニティ実証事業」において,太陽光パネル,蓄電池,ヒートポンプ,HEMS(Home Energy management System)を組み合わせたシステムの実証運転を開始したと発表した。
本事業では,ドイツ・ラインラント=プファルツ州シュパイヤー市内の集合住宅(2棟×16戸)を実証サイトとして,日本の優れた蓄電技術,ヒートポンプ温水器によ
る蓄熱技術,情報通信技術を組み合わせて,太陽光発電の自家消費率を向上するシステムを構築し,需要家の経済的なメリット拡大や電力系統の安定運用に貢献するモ
デルを確立するとしている。