3Dロボットビジョンシステムの(株)三次元メディアへ出資決定(株)産業革新機構（INCJ），スパークス・グループ（スパークス），三菱UFJキャピタル(株)

　(株)産業革新機構（INCJ）とスパークス・グループ（スパークス），および三菱UFJキャピタル(株)は，3Dロボットビジョンシステムを開発・販売する，(株)三次元メディアの第三者割当増資を引き受け，新たな研究開発投資，販売体制強化など同社の今後の成長資金として，INCJが8億円，スパークスが2.5億円，三菱UFJキャピタル (株)が5 ,000万円を上限とする出資を行うことを決定したと発表した。
　(株)三次元メディアは，今回の出資を活用して量産化に向けた更なる技術開発および販売体制の強化を目指すとしている。具体的には，2016年夏までに東京に研究開発拠点を開設し，2017年には知能ロボット研究所を開設する予定である。同時に，海外販売サービス体制を構築し，これらの事業を推進する人材採用にも注力する。
将来的には，国内外のロボットメーカーと連携した新製品の開発，システムの小型軽量化，積極的な海外への展開なども見据えている。