日常生活を取り戻す ウイルスフリー空調システムを開発神戸大学
UPDATE: | 記事カテゴリー:ニュース
神戸大学の研究グループは,建物内の空間全体から高い性能でウイルス感染リスク低減させ,さらにCO₂排出量も抑えた高機能空調システムを開発したと発表した。
本システムは,環境省の支援により開発し40%以上の省エネ・低炭素化を実現したAIスマート空調技術(空間内の人数や空気状態を把握し,空気をコントロールする技術)に,紫外線照射やオゾンの活用,湿度調整などを組み合わせて殺菌能力をもたせた空気のコントロールを加えたもので,ウイルスの99.9%不活化を実現しながらも換気量を抑え消費エネルギーを削減したエコシステムである。
2020年12月18日からイオンスタイル海老江店で実証実験を開始しており,今後もさまざまな店舗への導入を予定している。