3D立体映像の映写に必要な「円偏光」の新たな発生法を開発
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2021/20210405_1
近畿大学理工学部(大阪府東大阪市)応用化学科准教授の今井喜胤(よしたね)、大阪府立大学(大阪府堺市)大学院工学研究科教授の八木繁幸、大阪大学(大阪府吹田市)大学院理学研究科化学専攻講師の山下健一らの研究グループは、3D立体映像を映し出す際に使われるらせん状に回転しながら振動する光、「円偏光」を、白金錯体※1に外部から磁力を加えるというこれまでにない方法で発生させることに成功しました。この方法を使うことで、円偏光発光体の製造コストを安く抑えることができるため、将来的に、3D表示用有機ELディスプレイ等の...