光の波長変換機能を利用した新たな半導体接合法の開発に成功京都大学
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京都大学の研究グループは,波長変換材料を介した半導体接合法を提案,開発するとともに,当技術を用いた太陽電池を作製し,発電性能の向上を実証した。その結果,今回開発した手法で作成した太陽電池は,一般的な従来型の太陽電池に比べて2割程度の電流の増大,3割程度の発電効率の上昇を観測したと発表した。この手法は,これまでの技術では難しかった,接合の形成と光機能の導入を同時にもたらし得る半導体界面工学の新しい概念と言える。汎用性の高い技術であり,多接合太陽電池の高効率化や,光コンピューターなどのデバイスの高性能化につながることが期待される。