ネットワークの視覚的表現をアニメーションで読み取りやすくする手法を開発筑波大学
筑波大学の研究グループはこれまでに,この部分エッジ描画を拡張して,リンクの表現にアニメーション(モーフィング)を導入し,リンクを時間とともに伸縮させる表現手法「モーフィングエッジ描画」を開発しており,すべてを一度に重ねて描くと密集して重なり合うようなネットワークでも,時間を分けて描くことで視覚的混雑が回避され,部分エッジ描画よりも読み取り時間に関して優れていることが分かっている。本研究では,ネットワークの規模が大きくなった時にモーフィングの周期も長くなるという問題に対して,モーフィングの周期を短縮する手法を新たに3種類開発して発表した。これにより,読み取り時間がさらに短縮できると期待できる。