https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2022/20221215_1
大阪大学産業科学研究所の京卓志特任研究員(常勤)(JSTさきがけ研究者 専任)、永井健治教授、松田知己准教授は、慶應義塾大学の仲嶋一範教授ら、京都大学の永樂元次教授らの研究グループとの共同研究により、細胞間接着を担うタンパク質N-cadherinの相互作用をイメージングするための蛍光センサー「INCIDER」を開発しました(図1)。これまでに用いられていた細胞間相互作用を可視化するための蛍光センサーは、低いシグナル/バックグラウンド比あるいは不可逆的な蛍光発光のため、細胞間相互作用の形成と解離の時間変化をコントラ...