ため池の管理状況に関するデータを共有するデジタルプラットフォームの構築農研機構
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農研機構は,全国のため池の写真,日常点検結果,水位など各種データを格納し閲覧できる「ため池デジタルプラットフォーム」を構築した。ため池の管理状況を集約・共有し,ため池の経年変化を容易に把握できる。日本全国の約15万のため池の情報が格納可能,対象ユーザーは国や地方自治体のため池管理担当者。
ため池DPに格納されたデータは,ユーザー間で共有できる。蓄積された写真や日常点検結果の比較で,ため池の経年変化が把握できる。ため池の被災時には,前後のため池の写真を比較して被災状況を迅速に把握できる。
ネットワーク経由でため池DPに監視カメラや水位計を接続すれば遠隔監視も可能となり,ため池をリアルタイムで確認できる。