機能性複合材料の組織を決定する画像解析技術を開発東京都市大学
-
東京都市大学の研究グループは、機能性複合材料の組織構造を定量評価するための画像解析技術を開発した。
2種類以上の単体材料を組み合わせた「機能性複合材料」は、単体材料にない軽量・高強度などの特性を実現でき、種々の分野で活用される。今回開発した画像解析技術は、材料組織の二次元断面画像をマルチフラクタル解析法にてミクロ及びマクロスケールでシミュレーションし、詳細な組織の構造・状態を解析・定量評価する。解析結果は誘電特性や熱伝導性、強靭性など様々な物性値と紐づけできるため、組織形態の変化を捉えて新材料の設計・開発に役立てたい考えだ。
今後、この解析技術を建造物の劣化調査や細胞、菌糸等の増殖・成長など,他分野への応用も視野に開発を進める予定とのこと。
www.tcu.ac.jp
機能性複合材料の組織を決定する画像解析技術を開発 ─ 低誘電損失材料や高熱伝導...
東京都市大学のウェブサイトです。学部・大学院、学生生活、国際交流、研究・産学連携からニュース・トピックスまで、東京都市大学の最新情報を掲載しています。