数式から画像領域分割AIを自動学習 実画像・人的コスト不要 自動運転やロボットなど産業応用に産業技術総合研究所,NEDO
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産総研では,画像中の物体を認識する画像識別に加えて、物体の範囲情報など画像中の詳細内容を把握できる画像領域分割を行うAIの学習に成功し,画像領域分割を含む基礎的な視覚に関する能力を持つAIを実現した。
画像領域分割AIの学習には,従来,大量の実画像や、人手で画素ごとに教師ラベルをつける作業などの膨大なコストだけでなく,実画像起因の権利侵害・倫理問題があったが、数理モデルを用いる本成果ではこの懸念はない。。今回の画像領域分割は,自動運転やロボットの視覚情報など産業応用で求められるコア技術である。また、学習する元画像自体が数理モデルにより,産業応用時に柔軟なカスタマイズも可能。