家康が築いた幻の城をデジタルで復元!『甦れ!VR膳所城』プロジェクト立命館大学
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立命館大学では,滋賀県の「膳所(ぜぜ)城」を、先端のデジタル技術により復元する「膳所城モデリングVR プロジェクト」を進めている。
1601(慶長6)年、徳川家康が築城した水城「膳所(ぜぜ)城」は本多6万石代々の居城として長く偉容を誇ったが、1870年には廃城、現在では城門などの遺構は市内十数カ所に移築され、膳所城址公園内に遺構が残るのみである。これをデジタル技術として保存するため、モデリングには宮大工の協力のもと,城の図面や古文書を読み解いていった。CG制作ではVRも活用する。 将来は膳所城のVRを観光資源として活用すべく、現在はVR制作の前段階、アニメーション制作のためのクラウドファンディングを実施中。アニメーション動画は大津市科学館で上映を予定している。