植物の細胞核を近赤外の自家発光で観察する名古屋大学,カーネギー研究所
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名古屋大学などのグループは、植物の細胞核が、近赤外波長域の自家蛍光を示すことを発見した。また、その自家蛍光は植物光受容体フィトクロムタンパク質に由来し、近赤外領域の自家蛍光を利用して、非侵襲的に植物の細胞核の動きを解析できることを新たに見出した。
本研究により発見されたフィトクロムを用いた近赤外自家蛍光イメージング法は、さまざまな植物の細胞核の動きを解析できる。核は遺伝子発現や細胞分裂に関わるため、まだ研究が進んでいない農作物などの核研究への応用が期待される。