AI(人工知能)を用いた脳容積解析ソフトウェアを開発順天堂大学,富士フイルム株式会社
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順天堂大学などのグループは、認知症診断などにおいてニーズが高い「MRIによる脳容積解析」を簡便に実施できる技術を共同で開発した。今回、人工知能(AI)の利用で、従来と比べて処理時間を大幅に短縮し、脳区域を最大107区域まで抽出できる。本技術により、時間的・人的コストの観点から「MRIを用いた脳容積解析」を簡便に使える環境が提供可能となり、脳萎縮の評価のみならず、疾患の診断や脳年齢評価などに繋がる技術として、多様な活用が期待できる。