半導体デバイスの動作中に内部構造の可視化に成功 ~半導体を評価する新しい手法の提案~高エネルギー加速器研究機構
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高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所に設置されているフェムト秒パルスレーザーを光源とする光電子顕微鏡装置(フェムト秒光電子顕微鏡)を用いて、半導体デバイスの動作下において、pn接合界面に形成され、電流の制御に重要な役割を担う空乏層の形状のイメージングに成功した。この手法は、半導体デバイスの性能を評価しながら、その内部の様子が可視化できる新たな手法として、ダイオード、トランジスタ、太陽電池、LEDなど様々な半導体デバイスへの利用が期待される。